日記、つぶやき、時々創作。

そういえば、3/22(土)映画『ウィキッド ふたりの魔女』観てきてたのですが、感想をTwitterにしか載せてなかったのでここにまとめておく。
以下、当時の感想つぶやきコピペ。#鑑賞

ウィキッドの映画観てきた〜!
今回おもしろさよりも何よりも上映時間がめちゃくちゃ長くてトイレに行きたくならないかが不安だったんだけど、夢中で見ててあっという間だった!
オズの国もシズ大学もエメラルドシティも、ファンタジーの世界が美しくてワクワクするし、衣装もみんな素敵だった。エルファバの衣装がどれも可愛かったな〜。
あと映画ではエルファバにはクマの乳母、フィエロは馬とつるんでいて2人が動物たちへ気持ちを寄せることに説得力が増している演出も好き。

あと映画だとやっぱり表情がよく見えて、ボックがダンスホールでネッサローズがいながらずっとグリンダを気にしている様子がよく見えたり。

ボックのグリンダにアピールしたい気持ちとネッサに対して悪い態度に出られない(彼は目の前の人を傷つけられるほど強い気持ちは持てない)善良で悪者になれない、それでいてその献身的な態度を貫き通せない普通の人の彼が割と好きなので。

でも一番観られてよかった表情はオズの魔法使いの顔。エルファバがやってきて打ち解けて話している時、普通だったら相手の目を見て話すんだろうに彼はそうではなく、エルファバの一挙一動をずっと観察しながら話していて、どんな言葉が彼女の琴線に触れるのか探ってる様子がまさに詐欺師で怖かった。

私はグリンダがめちゃくちゃ好きで、彼女のおせっかいでもあり自己満足でもある相手を傷つけかねない善行の押し付け、確かに見ていて良い気はしないし、冒頭のエルファバへの言葉なんかは本当に失礼なんだけど、でもあれだけ我が強くて自信満々で行動できる人が世の中には必要なんだよなぁ。

グリンダを全肯定するわけではなく、パート1のラストに思い切って飛び出していくのはエルファバだし、その時その時の状況で行動できる人は違う。ただ、その中でグリンダは一つの世界の中で大きな影響力を持つカリスマ的才能がある。
そこが見ていて楽しくて好きだって話。

ただこれでは彼女は周囲の環境の求める“みんなのグリンダ”を演じることになるんだけど、現実では世の中みんなある程度環境に合わせた役割を演じていて、その上で少しずつそれぞれ自分が生きやすいように協力したり環境を変えたりしているもんだよなぁ。

またボックの話するんですけど、前半では彼に本心を語る勇気があればと思うし、後半には彼に嘘を貫き通す強さがあればと思う。なんかこれ、昔から観客というか自分が彼へ望むことが反転するんだよな……?と引っかかっていた。
で、これって最終的にグリンダに全部返ってくることなのかな。

ウィキッドの中の悲しい出来事はいろんなことが重なって誰か1人が悪いわけではないんだけど、ネッサローズに関してはボックの存在が決定的。
彼が早いうちにネッサへの気のあるそぶりをしなければ彼女はボックを身近に置かない。
彼が“あの時”にネッサへ本心を伝えなければ彼女は暴走しなかったかも。

同時にこれはグリンダがボックの誘いを逸らす理由にネッサを出さなければ、彼はネッサに近づかなかった。

その嘘に対するツケが回ってきて、最終的にグリンダは“”エルファバがウィキッド/悪い魔女であるという嘘をつき続けることを強いられることになった。
のかなーと。

彼女は今後“善き魔女”として真実を語ることはないだろう。
それってオズの陛下やマダム・モリブルと同じじゃないの?とも思えるんだけど、でもグリンダは真実を知っているから、ウィキッドという存在を使って少しでも良い方向に進めてくれるよねっていう信頼と彼女に課せられた責任を感じる。

こういう書き方だとやっぱおんなじじゃないの!?と思われそうなんだけど、全部問題を解消してオールハッピーエンドです!
っていうのは世の中できないので時間をかけて少しずつ、少しずつ変えていくしかないよね……っていう妥協なんですけど。
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